アンチョビなしでつくれる バーニャカウダソース
こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
最近、職場から帰宅するときに空がいつもより明るいことに気が付き、段々と陽が伸びてきているのを実感しました。季節が春へと変わりつつありますね。私は寒さが苦手なので、春の到来が楽しみです。
そんな春。私は暖かさ以外に楽しみにしていることがあります。それは「美味しくて身体にいい春野菜を食べられること」です。春になると「春〇〇」や「新〇〇」と呼ばれる名前の野菜が、スーパーなどで並び始めます。これらを総称して「春野菜」と呼び、皆さんも聞き馴染みのある言葉だと思います。では、この春野菜は他の時期の野菜と比べてどのような特徴があるのでしょう。
まず春野菜の特徴1つ目は、豊富な栄養素を含んでいる点です。春野菜は冬の厳しい寒さを乗り越えて春に旬を迎えます。つまり、冬の寒い気候でも成長できるように栄養素を沢山蓄えているのです。
2つ目の特徴は、食べやすい点です。ほかの時期の野菜と比べて皮が薄くて柔らかいので皮つきや生のままでも美味しく食べられます。野菜が苦手なお子さんでも比較的食べやすいのではないでしょうか。また、野菜を茹でたり焼いたりせずに食べられるということは、栄養素が熱や水分で逃げてしまうことを防ぐことができるので効率よく栄養を摂る助けにもなります。
このような理由から、私は春野菜を食べることを楽しみにしています。美味しくて健康的な春野菜、みなさんも食べたくなってきませんか?
今回は、そのままでも美味しい春野菜をさらに美味しく食べられるレシピ、アンチョビなしでつくれる バーニャカウダソースのご紹介です。バーニャカウダといえば、にんにく・アンチョビ・オリーブオイルで作ったソースを、野菜につけながら食べるイタリアの料理です。アンチョビは、高価で手が届きにくい上に、特徴的な発酵臭があり好みがわかれやすい食材です。そこで今回のレシピでは、アンチョビは使いません。栄養満点の春野菜をお子さんも美味しく食べられるように、みそとマヨネーズを代わりに使います。みそで塩味とコクをつけ、マヨネーズでマイルドさを加えて食べやすくなっています。さらに、電子レンジで作れるレシピとなっていますので、洗いものが少なく済みます。是非、お好みの春野菜と一緒にお試しください!
アンチョビなしでつくれる バーニャカウダソース
材料:つくりやすい分量(大さじ2杯分)
▼A | |
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牛乳 | 大さじ3 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
味噌 | 大さじ1 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
にんにくチューブ | 小さじ2 |
粉チーズ | 小さじ1 |
塩 | ひとつまみ |
黒こしょう | 少々 |
春にんじん | 適宜 |
新じゃがいも | 適宜 |
ブロッコリー | 適宜 |
ヤングコーン | 適宜 |
紅心大根 | 適宜 |
ラディッシュ | 適宜 |
スナップエンドウ | 適宜 |
アスパラガス | 適宜 |
ミニトマト | 適宜 |
サニーレタス | 適宜 |
作り方



調理のポイント
量を増減する場合
電子レンジでの加熱時間を600W20秒ずつ追加し、様子を見ながら温めてください。
塩味を抑えたい場合
味噌の量を減らして調整してください。
バーニャカウダにおすすめの野菜 徳島名産編
1. 春にんじん
実は、徳島県藍住町では春にんじんの出荷量が全国1位です。
春にんじんは通常のにんじんよりも甘くて柔らかく、みずみずしいのが特徴。素材の味を活かして、皮をむかずに生で食べるのがおすすめ。通常のにんじんよりも水分を多く含んでいるため、日持ちしにくく、鮮度が高いうちに召し上がるのがポイントです。
栄養面では、カロテンを豊富に含みます。カロテンは体内でビタミンAになり、皮膚や粘膜の健康を維持したり、免疫力を高める作用をもちます。特に成長期のお子さんに食べてほしい食材といえます。
2. ブロッコリー
徳島県では年々ブロッコリーの栽培面積が増えており、その収穫量は全国5位となっています。
ブロッコリーは味や香りのくせがなく、優しい甘さが特徴です。サッと塩ゆでして食べるのがおすすめ。
また、栄養価が高く、たんぱく質やビタミン、ミネラルを豊富に含みます。特にたんぱく質の含有量は他の野菜より多く、キャベツの約5倍、大根の約13倍も含まれています。たんぱく質は筋肉や臓器など、体を作るのに必要な栄養素であり、お子さんの成長を助ける重要な役割をもつので積極的に摂りたい栄養素です。
いかがでしたか?バーニャカウダソースは野菜以外に、バゲットと合わせるのもおすすめですよ。ぜひ、普段の食事からちょっとしたおもてなしまで、様々な場面でお試しください!
このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音