2025.01.14
簡単調理

あともう1品に困ったときに! レンジで簡単 調味料黄金比で作るきんぴられんこん

こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
突然ですが、みなさんは普段献立を考えるとき、一汁三菜を意識していますか?一汁三菜とは、汁物・主食・三菜(主菜・副菜2種類)で構成される献立のことを指します。この献立の構成にすることで、汁物と主食だけでは不足してしまう栄養素を補うことができるといわれています。
私は、大学時代に栄養学を学んでいたこともあり、日々の食事では栄養バランスを意識して一汁三菜の献立にしたいと考えています。そのため、私は大学生の頃はきちんと一汁三菜の食事を摂っていました。しかし、社会人になってからは忙しくなり毎日毎食、一汁三菜の食事をとれていないのが現状です。私と同じように、頭の中では一汁三菜の栄養バランスの摂れた献立を考えたいと思っているけれど、日常の忙しさでなかなか実現できていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に一汁三菜の食事を実現するのに難しいポイントは、副菜を2品考えることの大変さだと思います。毎食副菜を2品作るとなると、たくさんのレパートリーを持っていなければ毎回考えることが負担になってしまうからです。

そこで今回は、覚えておくだけで便利な副菜のレシピ「あともう1品に困ったときに! レンジで簡単 調味料黄金比で作るきんぴられんこん」をご紹介します。きんぴらの調味料の黄金比をご紹介していますので、比率を覚えておくだけで定番の副菜「きんぴら」として作りやすくなり、一汁三菜の献立を実現しやすくなります。
また、レンジで作れるレシピなので、コンロで調理する場合と比較して洗い物が少なく済み、家事の負担が減るのもオススメのポイントです。
ちなみに、今回ご紹介するレシピでは蓮根・ピーマン・人参を使用していますが、他の野菜を使っても美味しく作れます。半端に余った野菜やお好きな野菜を使ってアレンジすれば、毎回違った見た目のきんぴらになるのでマンネリ化しにくく、献立に取り入れやすいメニューです。
ぜひ、副菜のメニューに困ったときに活用してみてくださいね。

あともう1品に困ったときに! レンジで簡単 調味料黄金比で作るきんぴられんこん

材料:2人分

蓮根 1/2節
人参 1/3本
ピーマン 1個
ごま油 小さじ2
   
▼A  
砂糖 小さじ2
醤油 大さじ1
みりん 小さじ2
   
鷹の爪(輪切り) 適宜
白いりごま 適宜
柚子の皮(刻み) 適宜

作り方

①蓮根は皮をむいて5mm幅の半月切りにし、5分程水にさらして水気を切る。人参は皮をむき、細切りにする。ピーマンは縦半分に切り、ヘタと種を取って細切りにする。

②ボウルに①とごま油を入れ、よく混ぜる。
③ふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分加熱する。
④Aを加えて混ぜ、ラップをせずに600Wのレンジで1分加熱する。
⑤全体を混ぜ、ラップをせずに600Wのレンジで20秒ほど、ボウルの底に調味料が少し残るくらいまで加熱する。
⑥器に盛り、お好みで鷹の爪と白いりごまを散らし、柚子の皮をのせる。

調理のポイント

きんぴらの調味料 黄金比

 =砂糖2:醤油3:みりん2
※野菜100gに対して使用量小さじ2が適切量です。
今回は野菜を300g使用しています。使う野菜の量に合わせて調味料の量を調整してください。

具材の切り方

厚さをそろえて切るのがポイントです。厚みが均一だと加熱ムラが出にくく、おいしくできます。
※火が通りやすい食材と火が通りにくい食材を同時に使用する場合は、火が通りにくい食材を少し薄く切ると固さにムラが出にくいので参考にしてみてください。

蓮根の豆知識

蓮根の名産地は「東の茨城」「西の徳島」と言われています。そのため、東日本に出荷されている蓮根は茨城県産のものが多く、西日本に出荷されている蓮根は徳島県産のものが多いそうです。この東西の蓮根は、形状にも違いがあります。茨城県の蓮根と比べて、徳島県の蓮根は細長く、しっかりとした歯ごたえがあるのが特徴です。東西の蓮根を比較して食べてみるのも面白いですね!

いかがでしたか?あと一品の副菜に迷ったときにこのきんぴらをぜひ試してみてください。献立の中の一品以外にも、お弁当のおかずとしても使える汎用性の高いレシピです。定番の副菜としてみなさんの一汁三菜の献立を考えることに役に立ったら嬉しいです!

このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音