2025.03.11
調理の工夫

フライパンで作る 即席メンマ

こんにちは。HITOOMOIの小宮山です。
最近はラーメンのプチブームが来ており、色々なお店に足を運んでいます。私自身、以前はラーメンの魅力に気付けず、ラーメン好きの友人の気持ちに共感できませんでした。ですが、最近はラーメンの魅力(汁の味、麺の種類や茹で加減などの違い)を楽しむことができるようになったため、今なら昔の友人とラーメン愛を語れそうです。

そんなラーメン。色々なアレンジが派生しており、お店や家庭によって様々な具材がトッピングされていますね。皆さんの中で鉄板のトッピングはありますか?ここで、鉄板のトッピングをいくつか挙げてきます。

まず、煮卵。好きなトッピングを訊かれたときに、真っ先に名前が上がる方も多いのではないでしょうか。煮卵は、味はもちろん美味しく、そのうえ見た目を華やかにしてくれます。茹で具合で味の違いを楽しめるのもファンが多い理由だと思います。

その他はどうでしょうか。チャーシューやのり、ねぎも人気ですね。チャーシューは、味がしっかりしており、一枚あるだけでラーメンを豪華にみせます。煮卵同様に根強いファンが多い印象です。また、のりとねぎに関しては、煮卵やチャーシューのような華やかさを持ってはいないものの、味わいに変化を与える上で欠かせない存在です。

最後にラーメンの定番のトッピングを1つお忘れではないでしょうか。
それは「メンマ」です。
メンマも、のりやねぎ同様に控え目な見た目ながらも味に変化を与える役回りを担っています。私は、メンマ特有の食感であるコリコリ感がすごく好きで、ラーメンには必ず入っていてほしいと思っています。
そんなメンマは、実はとても手間暇をかけて作られています。メンマはたけのこを乳酸発酵させてから、乾燥もしくは塩蔵して作られます。それぞれの工程に時間がかかるためメンマの完成までには約1ヶ月を要します。完成までに1ヶ月もかかるとは…驚きですね。

私はラーメンにメンマが必須だと考えているので、自宅でメンマを作りたいと思っていましたが、このことを知り、きちんと作ろうとすると時間も設備も必要なため泣く泣く断念。あきらめきれず、どうにか自宅でメンマを簡単に作れないかと悩みました。その結果…。なんと、自宅で簡単にメンマを作れるレシピができました!ぜひ、みなさんにも試していただきたいため、ご紹介させていただきます。今回は「フライパンで作る 即席メンマ」のご紹介です。

このレシピのポイントは3つ

  1. 発酵・乾燥・塩蔵不要
  2. 一般的にスーパーで売られている調味料で作れる
  3. 所要時間はわずか15分ほど

メンマ作りのハードルを下げ、作りたいときに作れます。ラーメンのトッピングとしてはもちろん、副菜の一品としてもおすすめです。レシピでは水煮のたけのこを使用していますが、茹でたけのこでも作れます。たけのこは3月に旬を迎えます。たけのこが手に入ったときにも、ぜひ作ってみてください!

フライパンで作る 即席メンマ

材料:4人分

たけのこ(水煮)※茹でたけのこでも可 1個(180g)
ごま油 大さじ2
   
▼A  
200g
大さじ1
醤油 大さじ1/2
鶏ガラスープの素 小さじ1
   
みりん 小さじ2
塩こしょう 少々
   
ラー油 適宜
いりごま 適宜
糸唐辛子 適宜

作り方

①たけのこは水気をよく切り、2,3mmの厚みで一口大に切る。
②フライパンにごま油を入れて温める。たけのこを入れて中火で炒め、油をからめる。
③Aを加え、中火で汁気が飛ぶまで煮る。
④みりんを加え、水分が飛ぶまで炒める。塩こしょうで味を整える。
⑤器に盛り、お好みでラー油をかけ、いりごまを散らし、糸唐辛子を添える。

調理のポイント

ラーメンのトッピング用で味を濃くしたい場合

醤油の量を増やして調整してください。

徳島のたけのこ

たけのこの通常の旬の時期は3月から5月です。しかし、徳島県では12月から収穫が始まります。早掘りのたけのこの産地です。
特に、徳島県の阿南市は温暖な気候を生かして、全国の産地の中でも早く収穫を始めるのが特徴です。そもそも、冬場に採れる早掘りたけのこは流通量が少ないため、主に関西の市場で高値で取り引きされるそう。

いかがでしたか?簡単に作れるメンマのレシピ。ラーメンのトッピングや副菜の一品にいかがでしょうか。また、徳島県のたけのこが手に入った際には、ぜひそちらを使って作ってみてください!

このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 小宮山 絢音