2024.07.16
調理の工夫

ゴーヤの苦さを和らげよう 子供も食べれる?ゴーヤチャンプルーレシピ

こんにちは。HITOOMOIの細野です。
最近は夏に旬を迎える食材が出回ってきましたね。発色が良く、色鮮やかな夏野菜は見るだけでワクワクしますね。なにより、四季折々の「旬」がある日本っていいですよね。(…遠い目)
私がそんな日本の良さに気づいたのは、シンガポールに住んでいる時でした。シンガポールは、年中無休で暑い日が続くので、冷たいものを食べたり飲んだりする毎日の連続で、同じものばかり食べておりました。そんな生活は楽ではある、けれども楽しみが少ない…そんな状態でした。日本に帰国してからは、それまで以上にその時期それぞれのおいしいものを楽しめる生活に感動し、そしてそれぞれの季節を楽しんでおります。


さて、今日ご紹介するのは旬のゴーヤを使った、ゴーヤチャンプルーのレシピです。ゴーヤといえば苦い!というイメージから、大人の食べ物として認識している方が多いのではないでしょうか?私も子供の頃はその苦味が苦手で、どうしても食べることができず、長らく毛嫌いしておりました。いつからか食べれるようになったのは慣れなのでしょうか?(皆さんはいつ頃から食べることができるようになりましたか?)苦味を美味しさと捉えることができるようになったら大人、と呼べる気がします。(グレープフルーツやビールなどもその類ですね)


今回はそんなゴーヤの苦味を抑えて食べやすく仕上げたレシピです。
苦味を抑えるための工夫は、砂糖と塩を揉み込むこと。こうすることでゴーヤの水分が抜け、それとともに苦味も抜けていき食べやすく仕上がります。

ちょっとした工夫で食べやすくなるゴーヤチャンプルー、もしかしたらお子様でも食べることができるかもしれません。ぜひご家族皆さんでお召し上がりください。

ゴーヤの苦さを和らげよう 子供も食べれるチャンプルーレシピ

材料:2人分

▼A  
ゴーヤ 1/2本
砂糖 小さじ1
少々
   
豚こま肉 100g
厚揚げ 1/2枚
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2個
1個
サラダ油 大さじ1
だしの素 小さじ1
醤油 小さじ1
塩こしょう 少々
かつお節 適量

作り方

①ゴーヤは種とワタを取り除き、薄切りにし、砂糖、塩を振り手で揉み5分おく。水で流し水気を切る。

②豚ばら肉、厚揚げは食べやすい大きさに切る。

③にんじんは食べやすい大きさに短冊切りにする。玉ねぎは薄切りにする。

④フライパンにサラダ油、豚ばら肉を入れて焼き色がつくまで強火で炒める。塩こしょうで下味をつける。
⑤同じフライパンに厚揚げ、にんじん、玉ねぎを入れて玉ねぎが透き通るまで強火で炒める。
⑥ゴーヤを加えさっと炒め、だしの素、醤油を入れて全体を混ぜ、溶き卵を加え強火でさっと炒める。

⑦器に盛り、お好みでかつお節をかける。

ゴーヤの栄養素

ゴーヤには下記3つをはじめとする様々な栄養素が含まれています。

①カリウム

カリウムには余分なナトリウムを排出してくれる働きがあります。そのため、ナトリウム(塩)の摂りすぎによる高血圧の予防や、むくみ予防に役立ちます。

②葉酸

葉酸は体内の細胞が増える際に必要となる栄養素です。摂取量が、不足すると貧血の原因になったり、動脈硬化のリスクがアップします。

③ビタミンC

ビタミンCはコラーゲン生成に必要な栄養素で、美肌に欠かせない働きがあります。夏は紫外線の多い時季であるため、ビタミンCがたっぷりと必要です。
また、ビタミンCが不足すると、倦怠感や疲労感の原因になることもあります。夏の時季を元気に乗り切るためにもたっぷりと摂取しましょう。

いかがでしたか?
苦味が気になる食材のゴーヤですが、ちょっとした工夫でその苦味が和らぎ食べやすくなります。調理の途中で一手間加え、美味しく食べれると良いですよね。砂糖・塩で揉んでみてもまだ苦い!という方は、ゴーヤをより薄く切ることでさらに食べやすく仕上がります。皆さんもぜひお試しください。

このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 細野 沙也加