2024.09.10
アレンジ

自分で仕込もう「レモンこしょう」

こんにちは。HITOOMOIの細野です。
まだまだ蒸し暑い日が続きますね。先日、ニュース番組をみていると、今年の夏の暑さはかなり長引くという情報がちらほらと。こんなにも夏が長引いているのにも関わらず、暑さにはまだまだ慣れない自分の体って不思議です。

そんな、蒸し暑いときにはこんなことを考えてしまいませんか。
「さっぱりしたものを取り入れて体をスッキリさせたい…!」
例えば、冷たいシャワーを頭から浴びたい。エアコンの温度を下げて冷たい風に吹かれたい。などの体の外からさっぱりしたい欲求。もしくは、冷たいアイスを食べたい。ポン酢などスッキリした味付けものを食べたい。というような体の内からさっぱりしたい欲求も出てくると思います。

特に、味付けからさっぱりしたいという気持ちは普段作る食事の内容に反映されやすいのではないでしょうか。気づけば、めんつゆ・ポン酢・醤油…。美味しいのですが、味わいが似ているため飽きが生まれてしまうことがあります。

そんな時にぴったりなのが今回紹介する「レモンこしょう」です!爽やかな果物の代表ともいえるレモンを丸ごと使った簡単調味料レシピです。レモン以外の使用材料も簡単に手に入るものなので、普段のメイン調味料の次点で使いやすいレシピに仕上げました。

この「レモンこしょう」のうれしいポイントは3つ。

1.お肉・お魚のどちらにかけても相性抜群

食材に縛られず使えるので、献立に変化をつけたいときに非常に役立ちます。

2.レモンの栄養素を丸ごと摂れる

レモンの皮と実の両方を使っており、かつ、非加熱のレシピです。そのため、レモンに含まれるビタミンCをはじめとした栄養素を効率よく摂取できます。

3.お手軽に手に入る材料で作れる

必要なのは、レモン・塩・唐辛子。調味料を作るとなると、あまり使わない食材を使うイメージがあり、ハードルが高く感じるかもしれません。しかし、レモンこしょうは身近な食材で作れるレシピとなっているので、生活に取り入れやすい自家製調味料です。

さっぱりとしたい方、毎日の料理に変化をつけたい方は、是非作ってみてください。

自分で仕込もう「レモンこしょう」

材料:作りやすい量

レモン(国産) 2個(皮:全量、実:1/2個分)
12g
唐辛子(乾燥) 1本

作り方

①レモンは厚めに皮を剥き、皮についた果実を剥ぐ。

②フードプロセッサーにレモンの皮、塩、唐辛子(乾燥)を入れて、細かくなるまで撹拌する。
③レモンの実(1/2個)を加え、さらに撹拌する。清潔な保存容器に入れて保存する。

調理のポイント

レモンの皮も使用するため、よく洗ってください。

レモンの栄養素

レモン:ビタミンC、クエン酸
ビタミンCには、高い抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防や老化防止に効果があります。また、季節の変わり目は風邪を引きやすいので予防にも効果が期待できます。

クエン酸はエネルギーを生産するサイクルに関わっているため、摂取することで疲労を回復する効果があります。また、子どもの発育に必要なカルシウムを、体に吸収しやすい形に変える作用も持っているので、積極的に摂りたい栄養素の一つです。

アレンジ方法

徳島県では「すだち」で作るのがおすすめ!
すだちは、徳島県を代表する作物で、涼しげでさっぱりとした香りと、さわやかな酸味が特徴の柑橘類です。国内で収穫された9割以上のすだちは徳島県産で、その生産量は全国1位を誇ります。

すだちは栽培方法によって、出荷の時期が異なります。目安は下記の通りです。
ハウス栽培すだち:3~8月
露地すだち   :8~10月
冷蔵すだち   :10~3月
ぜひそれぞれの時期に適した栽培方法の巣立ちを手に入れて「すだち胡椒」を試してみてくださいね!

いかがでしたか?
3つの食材で簡単に作れるレモンこしょうは、お手軽なのにメインの食材に縛られない万能調味料です。レモン胡椒を色々な料理に使用し、爽やかさやスッキリ感を楽しんでくださいね。そして、毎日の献立のレパートリーを広げる調味料として常備し、ご活用ください。

このレシピと記事を作ったひと
所属:HITOOMOI 細野 沙也加