すまいる通信バックナンバー
すまいる通信|ヨシケイ徳島がお届けする、とくしまのこだわり食材

野菜づくりは土作り

●三木さんの畑では多種多用な野菜を作られていますね。
私が阿南に来て農業を始めたのが5年前なのですが、チンゲンサイが阿南の加茂谷地区の特産ということもあり、最初はチンゲンサイからスタートしました。今では、一年を通して基本的にチンゲンサイとネギ。夏場はお米とトウモロコシとオクラ、冬にキャベツ、白菜、ブロッコリー、あとはピーチカブとレストラン向けに作っています。しかしここまで来るのには苦労がありました。この辺りは見能林という地域で低湿地帯で元々お米の産地なのです。野菜作りには不向きな面も大いにありました。そこで土作りからチャレンジしました。野菜づくりというのは土作りがまず基本かつ一番大切なところなのですが、香川県にある養豚会社さんがオーガニックの作り方で豚を育てており、そこの堆肥がすごく良質で、それを使ってみたら土もかなり良くなり、キャベツがすごく美味しかったんですね。牛糞堆肥というのは土作りに重きを置いている、鶏糞というのは肥料成分が強い堆肥だったりする、その中間が豚糞堆肥なのかなと思います。すごくきっちり作られて堆肥化されているのでそれを使って、通常入れる倍の量、1000平米当たり4トンを使っていまして、だから年間で200トンぐらい贅沢に使っています。

農業を初めて3ヶ月目で全てがなくなってしまう。

●具体的にどのような苦労がありましたか?
すぐそこが海なんですね、風がすごく強いんです。軽トラはサイドブレーキを引いていても走っていく。それぐらい風が強い地域なので、風で傷みやすかったりできるものが限られる、例えばトンネル栽培なんかはできないですし、低湿地帯かつ雨が多いので、台風で全て水の下に浸かってしまうようなことも多々あります。それ自体は変えることはできないですけれども、そういうことがあった時には、水をはけやすくしたり弱った野菜に対してお酢を使ったり、有機的なものを使って元気にしたり、常に対策と工夫の連続ですね。台風が来た時、このハウスが8000平米あるんですけれど、川の水位が上がってくるとつながっている排水溝から排水できなくなるんです。ひどい時は15分、20分で膝ぐらいまでくるんですよ。だから僕は台風が近づいてきたら発電機をまわしポンプのスイッチを入れ、降ってきたら強制排水をしながら様子を見続けています。避難警報が来た時にも僕は命をかけるべきではないのは分かっていても結局一人で守っているんですね。

●やっぱり愛着があるんですね。
そりゃあります!僕は農業を初めて3ヶ月目に大きな台風が来たんですよ。そこまでのものがくるとは思っていなかったのでハウスは水に全面が漬かり全滅でした。外のネギも全滅です。台風の翌日って台風一過ですごく晴れるんですが、その夕日の中ボロボロになったネギ畑を見ていたら、こんなに今日晴れていて、一昨日あんなにきれいなネギがあったのに、昨日のあの一瞬で全てがなくなってしまったのを目の当たりにして、農業って自然の力ってこういうものなのか、とあの時に痛感しましたね。一生懸命作ってきたものが一発でなくなりますからね。 その反面農業の楽しさもあるんですけれどね。今でもふと畑に立っている自分を冷静に見て俺スーツ着てないなって、農家になれたんだって不思議に思ったりして面白いんです(笑)

一番のオススメは生で食べていただくこと。

●うちの野菜のここが自慢だというところは?
葉物野菜の美味しさというのは分かりにくいですよね、甘ければいいという訳ではないですし、でも食べた時に苦味やアクがなくてシャキシャキしててジューシーで程よい甘味があって最後にコクが残るような、そういう風な野菜作りを目指しています。うちのチンゲンサイは食べていただいたらわかると思うんですけれども、苦味が少なくてアクがないので一番のオススメは生で食べていただくことですね。チンゲンサイにしてもキャベツにしても生で食べていただいて十分美味しいと思っていただけるようなそんな野菜を提供させていただきたいという思いでやっています。

●具体的にどのようにすれば苦味がなくなるんでしょうか?
土自体が持っている力を十分発揮し、野菜が健康に育つコンディションに整えることが第一で、あとは肥料成分ですね、うちは完全に有機栽培をやっている訳ではないんですが、チンゲンサイに関しては化学肥料は一切使わずに、阿波尾鶏をつくっていらっしゃるオンダン農協さんのアミノ酸肥料を使ってチンゲンサイを作っています。豚の堆肥でフカフカの土を作り、アミノ酸肥料で健康に育てる。化学肥料で作られた野菜と比べたら美味しさが違います!

●育て方によって味が変わるのですね?
かなり変わります。同じ肥料をずっと使い続けて環境を一定にすることによって味も再現しやすくなる。あとは海水を使ってミネラルを与えたり、キャベツなんかは他の生産者さんと比べるとかなりゆっくりめに育てています。ゆっくり育てることによってより味が濃厚になる。生育期間を長く取ることで長い期間光合成をさせることができ食味を上げることができていると思っています。うちのキャベツは、甘味がすごく特徴的だと思っています。また、オーガニックフェスタの栄養価分析コンテストでも最優秀賞を受賞することができました。糖度と抗酸化力、ビタミンそれぞれのポイントが高く硝酸値が低いんです。抗酸化力にはアンチエイジング効果もあるというので身体にもいい。旬は冬です。寒くなってくると生育が抑えられて糖度が高くなってくるのでますます美味しいですよ。

前編を見る
後編を見る

  • 03 石井養豚センターの豚肉
  • 【お試し】すまいるごはん

    2人用 月―金

    3,000円

    から

    夕食御膳のお試しはお電話にて承っております。
    0120-54-4471

     
    ネットでご注文

    ヨシケイをご利用中のお客様、初めてヨシケイをご利用される方でも、今すぐメニューをご注文頂けます。

     
    資料請求

    「すまいるごはん」「夕食御膳」の資料請求、各種お問合せはこちらよりお願いいたします。

     

    カタログ、メニューのお届け可能エリアは徳島県(徳島市、その他一部地域)となります。ご住所によってはお届けできない場合がございます。

    株式会社H&Yヨシケイ徳島

    徳島県徳島市北沖洲3-7-4

    お電話でのお問い合わせ

    0120-54-4471

    営業時間:月−金(午前9時−午後6時)